気温や湿度が高まる季節は、大切な方へお供えするお花もいつも以上に繊細になります。想いを込めて選んだ供花だからこそ、少しでも長く美しい姿でお届けしたい——そんな願いに静かに寄り添うため、日々のお手入れで心がけたい工夫をまとめました。
夏の供花の基本
お供えの花は、故人への想いを形にして届ける大切な存在です。特に夏場は気温や湿度の影響を受けやすく、花の水揚げや持ちに変化が生じやすい季節となります。清らかな姿を保つためには、置き場所と水回りのわずかな心づかいが大きな違いを生みます。
夏に花が傷みやすい理由
高温多湿の環境では、花器の水が濁りやすく、茎の切り口から雑菌が入りやすくなります。また直射日光やエアコンの風は、花や葉の水分を奪い、しおれや変色の原因となります。とりわけ胡蝶蘭のように繊細な花は、環境の変化を敏感に受け止めます。
供花に込める心づかい
供花は、飾る側の日々の手入れによって、その姿を長く保つことができます。お供えの時間をより穏やかなものにするためにも、朝のひとときに花の様子を眺め、静かに整える習慣を大切にしたいものです。
美しさを保つ5つの工夫
那智勝浦・新宮の夏は、海風とともに湿度も高くなります。次の五つを日々の中に取り入れることで、供花の命を穏やかに支えることができます。
- 涼しい場所に置く:直射日光やエアコンの風が直接あたる場所は避け、風通しの良い涼しい場所に安置しましょう。
- 水をこまめに替える:水が濁ると傷みが早まります。1日1回を目安に新しい水へ替えることで、花持ちが良くなります。
- 茎を清潔に整える:水に浸かる部分の葉は取り除き、茎の先を少し斜めにカットすると、水の吸い上げが良くなります。
- 霧吹きでうるおいを:朝晩に霧吹きで花や葉に軽く水を与えると、乾燥やしおれを防ぎ、みずみずしさを保てます。
- 風通しを良くする:空気がこもると蒸れやすくなります。適度に換気を行い、花にも穏やかな空気が流れる環境を整えましょう。
胡蝶蘭のお手入れの目安
白く凛とした胡蝶蘭は、直射日光を避けたレースカーテン越しの明るさを好みます。水やりは鉢の中がしっかり乾いてから与えるのが基本で、夏場でも与えすぎに注意が必要です。花びらには直接水がかからないよう、根元と葉を中心に霧吹きを行うと安心です。
お盆に向けた供花のご準備
お盆の時季は、ご先祖様や大切な方をお迎えする大切な期間です。ご注文が集中しやすいため、ご希望のお日にちにお届けするためにも、少し早めのご相談をおすすめしております。ご自宅用、贈答用、法要用など、用途に合わせてご提案いたします。
お届け先へのひとこと
遠方のご遺族へお供えを贈られる場合は、届いた後のお手入れが負担にならないよう、扱いやすい花材や仕立てをお選びいただくのも心づかいのひとつです。ご希望に応じて、お手入れ方法を記したご案内も同封いたします。
よくあるご質問
Q. 夏場、供花はどれくらい日持ちしますか?
花材や環境によりますが、こまめな水替えと涼しい場所での管理により、切花で1週間前後、胡蝶蘭であれば1か月以上美しさを保てる場合もございます。
Q. エアコンをつけている部屋に飾っても大丈夫ですか?
問題ありませんが、風が直接あたる場所は避けてください。花や葉が乾燥しやすくなるため、少し離れた位置に安置していただくと安心です。
Q. お盆用の供花はいつ頃までに予約すれば良いですか?
お盆期間の1〜2週間前までにご相談いただけますと、ご希望のお日にち・仕立てでのお届けがしやすくなります。お気軽にお問い合わせください。
ご相談・ご予約について
供花の選び方やお手入れ、お盆のご準備について、東花園では那智勝浦町・新宮市エリアを中心にご相談を承っております。想いを込めた一鉢・一束を、ともに丁寧に整えてまいります。
ご相談は LINE(https://lin.ee/wFPcwXk) または お電話 0735-52-5539 までお気軽にお問い合わせください。
